不用品を高く売る – 買い取り価格には3110円もの差が(買取査定体験記)

不用品を高く売る

部屋の大掃除をすると出てくるのが不用品。「そのうち使うだろう」とクローゼットや物置の奥に保管したものの、その後まったく使わず…。次の大掃除の時、数年ぶりに「ごたいめ~ん!」したという人も多いはずです。

不用品で問題なのが、その処分方法。まず思い浮かぶのが、

不用品を粗大ごみに出す

「そのうち使うだろう」という思考は、不用品に対して何らかの思いれがあり、心の底で「不用品だとは分かっているが、たまにはこうやって見て触れたい。だから何とか残しておきたい」と思っている“心の言い訳”です。

そんな思い入れのあるものを、“ごみ”として手放すのはかなりの勇気が必要です。金属製品やプラスチック製品などのごみは資源のリサイクル化が進んでいますが、まだまだ粗大ごみに出すこと=地球を汚していること=エコに反した行為ということで何となく罪悪感を覚える人も多いでしょう。

そこで活用したいのがリサイクルショップ。

リサイクルショップとは、ユーザーから買い取った品物を掃除もしくは修理して販売するお店。不用品を売りに行ったことはなくても、「掘り出し物はないかな?」と立ち寄ったことのある人は多いと思います。

基本的に本人が「これはもう使わないだろうなあ」と感じるものは、他人にとっても不用品。しかし世の中には「その商品、ちょうど欲しいと思ってたんだよねえ!」という人がいます。そんな両者の橋渡し的な存在がリサイクルショップです。

今回、査定してもらった不用品

●ルーター

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10年ほど前に5000円ほどで購入したもの。未使用。なぜ買ったのかすら覚えていない…。もったいない…。

●ライトボックス

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ポジフィルムをルーペで見るため2001年に購入しましたが、間もなくカメラはデジタルの時代に突入。ほぼ新品の状態。

●キャノンEOS5

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2000年頃に購入したフィルムカメラ。2002年頃まで使用。撮影モードを変更する丸いツマミが破損し、空回りする。

●ニコンFE2(本体)

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1980年代前半に登場したニコンの名機と呼ばれるフィルムカメラ。外観に傷なし。動作に異常なし。ただしファインダー内にややゴミあり。今回の注目株です!

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さすがはニコンの名機! フィルムカメラながらネットオークションでもこの価格。コレクターに人気の模様です。

●ニコンFE2用ストロボ

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外観に傷なし。動作に異常なし。

●ニコンFE2用モータードライブ

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連写用。外観に傷なし。動作に異常なし。

●ニコンFE2用標準レンズ

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50mm・F1.4。外観に傷なし。レンズに汚れなし。動作に異常なし。

●ニコンFE2に使えるトキナー製のズームレンズ

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28-300mm。外観にやや傷あり。レンズに汚れなし。動作に異常なし。

●ニコンFE2に使えるニコン製のズームレンズ

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75-150mm。外観にやや汚れあり。レンズに汚れなし。動作に異常なし。

近所のリサイクルショップにて査定

生まれてはじめて不用品の買い取り査定に行ってきました。

査定してもらったのは、各地にチェーン展開しているショップ。カメラ、時計、ソフト、PC関連、電気製品、楽器などが買取対象となります。

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リサイクル商品といっても、需要がなければただのごみ。「タダで引き取ってもらえれば万々歳」とは思っているのですが、人間とは欲張りで強欲なもの。「今すぐこれが欲しいという人がいるかもしれない。ならば高値が付くんじゃないか?」と思ってしまうわけです。

買取専用カウンターに上記の不用品を直接持ち込み、査定してもらいます。カウンターの奥では、数人のスタッフが何やら作業中。ある人は商品を磨き、ある人はドライバーを持ってパソコン機器を分解しています。

カウンターで受け付けして番号札をもらい、査定が終わるまで店内を徘徊します。店内は中古のPCや関連機器、電化製品、アナログレコード、DVD、楽器、カメラなどがスチール棚に並んでいます。

このお店は中古カメラにも力を入れている模様。ショーウインドウには貴重なライカやキャノン、ニコンなどの銀塩(フィルム)カメラやレンズなどが陳列されています。

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ガラスケースの中に、今回持ち込んだのと同じ「ニコンFE2」を発見! 価格は1万9440円です。

「今回はレンズやオプション品も付いているから、買取価格は総額1万5000円は固いかな?」などと胸の奥でほくそえんだのです。

気になる査定額は?

品名 査定額
ルーター 10円
ライトボックス 50円
キャノンEOS5 10円
ニコンFE2(本体) 1000円
ニコンFE2用標準レンズ 2000円
ニコンFE2用モータードライブ 500円
ニコンFE2用ストロボ 10円
トキナー製ズームレンズ 28-300mm 100円
ニコン製ズームレンズ 75-150mm 500円

査定額は合計4180円。

予想していた価格の3分の1。ニコンFE2関連のクオリティにはかなり自信があったのっで、正直「こんなものか」と落胆しました…。

今回査定してくれたのは、50代と思しき店員さん。話によれば、全店共通の買取価格表を基に、商品の状態を加味しながら買取価格を決めるのだそうです。

予想を大きく下回っていた…。こんな時、人間はこう思うことがあります。

「ネットオークションでFE2はもっと高かった。

他の店ならもっと高値で買い取ってくれるはずだ!」と。

結局、この店にはルーター、ライトボックス、壊れたキャノンEOS5のみ買い取ってもらいました(店員さんによれば、キャノン製カメラのモード変更ダイヤルは壊れやすいそう)。

『査定額、頑張らせてもらったのになあ…』

とでも言いたげな店員さんから70円を貰い、その足で『中古カメラの買い取り大歓迎!』と宣伝しているカメラ専門店に出陣しました。

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カメラ専門店の査定額は?

訪れたお店は全国にチェーン展開する大手。広めの店内には最新のデジタルカメラがズラリと並んでいます。カメラアクセサリーなど関連商品の品揃えも充実。写真プリントコーナーや貸衣装を備えた写真スタジオもあり、大勢のお客さんで賑わっています。

「ここならもっと高値で買い取ってくれるはずだ!」

根拠のない自信と希望を掲げ、受け付けカウンターで査定を依頼。査定には30分ほどかかるとのこと。時間つぶしのため、店内を徘徊します。

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中古カメラや中古レンズはショーウインドウに収められています。フィルムカメラはなく、デジタルカメラがメイン。

『査定はまだかな?』と思いカウンターの中を覗いてみると、30代後半と思しき男性がカメラや付属品を細かくチェックしています。

「カメラ専門店だから、合計1万円は固いだろうな」

そう確信しました。

といいわけで、注目の査定額は下記の通り

品名 査定額
ニコンFE2(本体) 500円
ニコンFE2用標準レンズ 500円
ニコンFE2用モータードライブ 0円
ニコンFE2用ストロボ 0円
トキナー製ズームレンズ 28-300mm 0円
ニコン製ズームレンズ 75-150mm 0円

査定額は合計1000円。

完全にかたすかしー。さっきの店より3110円も下がっています。

「当店ではこの価格が限界ですねぇー…」という店員さん。

店員さんにお礼を言い、カメラの入ったプラスチックケースを持って店を後にしました。

不用品を高く売るためのポイント

今回査定員さんからヒアリングしたことや、私が感じたことをまとめておきます。

キレイな状態で持っていく

持ち込む前に必ず掃除すること。汚れたままだと評価が下がります(最低限のマナーでもある)。また査定員から「普段から丁寧に扱ってこなかったな」「愛情がないのだな」と思われることもマイナス要因となります。

「値段が付いたら儲けもの」くらいの気持ちで

各自治体によって異なりますが、一般的に粗大ごみの引き取りにはお金がかかります。リサイクルショップに持ち込む時は、「無料で引き取ってもらえれば万々歳。値段が付いたら儲けもの」くらいの大きな気持ちで。

各ショップの得意なものを持っていく

各店には必ず「得意な商品」があります。今回の場合、2軒目はカメラ専門店ですが、フィルムカメラにはあまり力を入れていない様子でした(中古カメラのショーウインドウにはフィルムカメラはほぼ皆無)。

一方、1軒目はフォルムタイプのビンテージカメラに力を入れているリサイクルショップ。ビンテージカメラお目当てのコレクターの常連店でもあり、新旧問わずカメラの知識はかなり豊富だと思います(豊富でないと、客対応できないため)。

これが査定額3110円の差の要因だと思います。

なお1軒目は家具や古着などの査定は受け付けていませんでした。一口に「不用品買取」と言っても、各店には得意・不得意な商品があることを覚えておきましょう。

ネットオークションのメリット・デメリット

ネットオークションを活用する場合。基本的に個人売買となり、リサイクルショップ等の買い取りに比べて価格は上昇する傾向にある。これが最大のメリットでしょう。その一方で、

・自分で商品データをアップする必要がある

・商品を梱包して送付する必要がある

・返品やクレームに対応する義務がある(この場合、精神的負担も大きい)

などかなりの労力がかかります。

まとめ

引き取りにお金のかかる粗大ごみ(不用品)も、モノによってはお金に変わります。

ショップ探しやショップ回りなど、少し時間や手間はかかりますが、この世の中には、誰かがあなたの持っている不用品を必要としている可能性があります。

今度の休日は、クローゼットや倉庫を整理してみませんか? 意外な「お宝」が見つかるかもしれませんよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

北 秀昭

4ミニ.net運営者。サイト運営のほか、専門誌や情報誌のライティングやディレクション、ウェブコンテンツのSEOライティングなども手掛けている。