検索上位に食い込む方法 – 戦いやすい複合キーワードの設定

4ミニ.net運営の北です!

4ミニ.netの場合、閲覧者の7割はグーグルのヤフーの検索からやってきます。PV(ページビュー)アップのためには、

「いかに検索上位に表示されるか?」

これが大きなポイントとなります。

→ 検索上位を狙うための7つの常識

では、どのような方法で記事を作ったらいいのでしょうか。今回はこれを解説してみます。

目次

グーグルのガイドラインによると…

検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を考慮してページを作りましょう

SEOなどグーグル検索のみに主眼を置いた「グーグル対策」という言葉がありますが、

ページを作成する上では上記を意識するのではなく、しっかりとユーザーを見据えたページを作りましょう!

この記事はユーザーにとって有益かを考えましょう

たとえ検索エンジンが存在しなくても、上記の判断ができるのか? まずは胸に手を当ててよーく考えてみましょう!

つまり、「こんな記事だったら、検索エンジンに認めてもらえる」だとか「こうすれば検索上位にランクされる」という考えで記事を作るのではなく、「オレは検索エンジンなんて関係ない。ユーザーに役立つ記事が書きたいんだ!」という意気込みでページを作ってください!

自分のサイトやページに独自性をもたせましょう

オリジナリティをもたせることで、競合サイトとの差別化を図りましょう。あなたにしか作れないページ、あなたにしか書けない記事を書くことをおすすめします!

検索とはユーザーの質問。ユーザーの気持ちになり、「ユーザーが何を知りたいのか」を想像した上で記事を書く必要があるというわけです。

検索上位に入るコンテンツの作り方

結論からいうと、検索上位のページを超えるコンテンツを作ることです。

「簡単そうに言うな!」「難しそう」「そんなの無理」という声が聞こえてきそうですね。しかし決して無理ではありません。「これからコンテンツを作ろう!」という人には、有利な点が1つあります。それは

後出しジャンケンができること!

検索上位のコンテンツをじっくりと読み、研究し、それを上回るお役立ち情報や面白話を盛り込んでいくのです。

検索上位に入るための手順

1.キーワードを選定する

まずは上位表示したいキーワードを決めます。

キーワードを選定する時のポイント!

1語よりも2語や3語、つまり単体キーワードではなく複合キーワードを選ぶこと。

例えば「パソコン」とか「スマホ」ではなく、「パソコン、教室」「スマホ、激安、東京」などにする。なぜなら「パソコン」とか「スマホ」では範囲が広すぎて、ユーザーの知りたいことが掴みづらいから。ユーザーの質問の意図すら分からない状況では、たとえライティングのプロであっても役立つ記事など書けません。

一方、「パソコン、教室」「スマホ、激安、東京」などの複合キーワードは、ユーザーが知りたいことがイメージしやすく、記事が書きやすい。加えて「パソコン教室を探しているパソコン初心者」だとか、「東京で激安のスマホを探している人」という対象者(ペルソナと呼ぶ)が絞りやすいのがポイントです。

次に、

競合サイト(コンテンツ・記事)の内容が弱いこと

まずはグーグル先生で選定したキーワードを検索してみます。

1ページ目(1位から10位)に表示された各ページをしっかりと閲覧し、内容の強弱を確認してみましょう。

内容が強いサイト(コンテンツ・記事)とは…
特定の分野で権威のあるサイト。公式サイト。文字数が多いなど情報量の多いサイト。内部リンクがたくさんある記事。アマゾンや楽天などのいろんなコンテンツの詰まったポータルサイト。ひとつのジャンルに特化したサイト。文字だけでなく図解やグラフ、動画などを多数盛り込んだオリジナル感の強いサイト。その他「とても真似できないなあ」というサイト。
内容が弱い=戦いやすいサイト(コンテンツ・記事)とは…
ブログのような1記事完結型の記事。内部リンクの少ない記事。文字数の少ない記事。無料ブログなどが検索上位を独占している場合。その他「このページなら超えられる」というページ。

検索時の注意点!

検索時はプライベート検索(個人の地域や趣味、趣向を優先させた便利な機能)をオフにして、正規の順位をチェックします。

ブラウザの地球儀マーク(赤い下線)をオフにすればOKです。

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地球儀マークが表示されない場合は、歯車マーク>検索設定>プライベート検索結果を使用しない>の順番で設定します。

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2.キーワードの検索ボリュームを調べる

キーワードの検索ボリュームをリサーチするには、グーグルが無償提供している「キーワードプランナー」というツールを使用。アカウントを取得すれば誰でも無料で使えます。

→ キーワードプランナー

例えば「パソコン」という単体キーワードの検索ボリュームを調べてみましょう。

「パソコン」の月間平均検索ボリュームは24万6000。関連する他のキーワードを見てみると「ノートパソコン」は20万1000。いずれも検索ボリュームの多いビッグキーワードです。競合相手が多いビッグキーワードで検索上位を狙うには、上位ランク中のサイトやページに負けない中身の濃いコンテンツを作成する必要があります。

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次に「パソコン、教室」という複合キーワードを見てみましょう。

「パソコン、教室」の月間平均検索ボリュームは1万2100。関連する他のキーワードを見てみると「パソコン、教室、料金」は1300です。

検索ボリュームの少ないスモールキーワードは競合相手が少ない=そこそこの内容のコンテンツでいいというわけではありません。特にニッチなキーワードの場合は、「その分野での熾烈な競争」が繰り広げられているからです。

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記事作成後には「サーチコンソール」を駆使

グーグルが無償で提供しているサーチコンソール(Search Console )。同ツールの「検索アナリティクス」という項目では、記事作成後に「狙ったキーワードが何位にあるのか」が確認できます。

→ サーチコンソール

各キーワードの検索順位の他、「CTA(Call to action)」「表示回数」「クリック数」も確認できます。

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ビッグキーワードとスモールキーワードの特徴

多くのPVを稼ぎたいのなら、検索数の多いキーワード(ビッグキーワード)を狙うのが基本。ただし競争相手が多く、上位に食い込むのは非常に難しいのがネックです。

一方、検索数の少ないキーワード(スモールキーワード)はビッグキーワードほどのPVは望めませんが、ユーザーの要求や人物像(ペルソナ)の仮説が立てやすく、ユーザーの求める記事が作りやすいのが特徴。

マニアックでニッチな分野であれば、単体キーワードを軸に、関連する様々 なキーワードで上位にヒットさせるロングテールキーワード(ニッチワードとも呼ばれる)を狙ってみるのもひとつの手です。

3.コンテンツの作成

検索=ユーザーの質問です。

あなたが検索ユーザーだった場合、もしも知りたい情報に辿り着けなかったらイライラするでしょ? 良いコンテンツとは、ユーザーの質問に対し、適切に・分かりやすく・丁寧に返答できているものだといえます。

ユーザーに求められている中身の濃いコンテンツ。その見本は、ズバリ検索上位にあります。検索上位のコンテンツを客観的に見ることで、「この内容であればユーザーは納得するんだな」ということが分かります。

記事を作るその前に、

・まずは、選んだキーワードで「自分なら何を知りたいか」「何を知れば満足するのか」を考えてみること→つまり主観

・次にユーザーに求められている検索上位のコンテンツを閲覧し、「この事項は役に立つ」「このことなら面白く書けそうだ」というネタ出しをする

・ネタ出しが終われば、「どのネタ順で書くか」「各ネタをどのくらいのボリュームで書くか」という全体の構成を考える

以上が決まれば、今度は目次となるネタ=大見出しを決めます。

この場合、各ネタのボリュームが少なすぎても中身が薄くなり、逆に多すぎてもくどくなるので、できるだけポイントを絞ることが重要です。

ココに注意!

紙媒体と違い、ウェブはスマホで読む人が非常に多いのが特徴(4ミニ.netの場合は半数以上)。1つのネタに対してダラダラと書き連ねるのではなく、要所で小見出しを付けるなど、できるだけ読みやすくしてあげるのがポイント。全体的に「起承転結」を付けるなど、リズムを持たせて記事を書くのもおすすめです。

最後に

書く時にもっとも大事なのは、「あなたの頭の中のフィルターを通して書く」ということ。コピー&ペーストはもちろん、単なる受け売り記事では読んでいても面白くない=検索上位には入れません。必ず一度あなたの頭の中で揉み、フィルターを通して書くことが重要。時折、あなたの主観や体験談が入ることで、記事に面白みがでたり説得力が増したりしますよ。

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4ミニ.net運営者。サイト運営のほか、専門誌や情報誌のライティングやディレクション、ウェブコンテンツのSEOライティングなども手掛けている。