原付一種(50cc)を原付二種(~125cc)に登録変更するには?

原付一種(50cc)を原付二種(~125cc)に登録変更

登録変更は書類の記入・提出でOK

4ミニチューンの醍醐味でもあるボアアップやボア&ストロークアップチューン。ただし50cc(原付一種)の排気量をアップして公道を走るには、必ず原付二種に登録を変更する必要がある。

原付一種(50cc)を原付二種(~125cc)に登録変更

125cc以下のバイクを管轄しているのは各市区町村。50ccの原付一種を88ccにボアアップして公道を走るには、バイクを登録してある各市区町村の役所に出向き、原付二種への登録変更手続きを行う必要がある。

持参するものはバイクの登録証、免許書、印鑑など。各役所によって異なる場合があるので、事前に電話で確認しておこう。

申請の手続きや申請書類も各役所によって異なるが、申請書類に必要事項を記入し、提出すれば手続きは終了。その場で黄色(~90cc)もしくは桃色(91cc~125cc)のナンバープレートを交付してくれる。なお、2種登録終了後は、自賠責保険や任意保険の登録手続き変更もお忘れなく。

注:原付2種の運転には普通自動二輪(小型限定)以上の免許が必要。

ボアアップしたら公道での二人乗りはOK?

原付一種(50cc)を原付二種(~125cc)に登録変更

2種登録も済み、運送車両法にのっとった二人乗りができるシート&タンデムステップを装着。これで公道での二人乗りは可能なのだろうか?

確認のため近所の交番の警察官に聞いてみたところ、

「検問などで二人乗りのバイクを停めた場合、通常は整備不良の有無、ナンバープレート、自賠責保険のシール、運転者の免許証、場合によっては登録証や車検証、自賠責保険の証書等の書類を確認します。問題がなければ、違反切符を切ることはありませんが…」とのこと。

では、二人乗りの装備をきちんと装備していれば、“元・原付一種”であっても公道での二人乗りは可能なのか?

車検のない原付二種にとって、実際これはかなり微妙なところ。

二人乗り時に事故を起こしてしまった時には、責任問題や保険金の受け取りなどにも大きく影響が出てくることが予想される。125cc以下のバイクを管轄しているのは各市区町村であるため、各地によって2種登録変更に対する考え方が異なる場合もある。

元・原付一種での二人乗りカスタムを考えているユーザーは、カスタム前にプロショップや保険代理店など“地元の専門家”に相談してみることをお勧めする。

原付一種(50cc)を原付二種(~125cc)に登録変更

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