モンキー・カブ、長い歴史を誇る横型エンジンカスタム




人気の秘密・その1

「横型エンジンは縦型エンジンよりも奥が深い」「縦型エンジンカスタムに比べ、横型エンジンカスタムは圧倒的多数を占める」といわれている4ミニカスタムの世界。横型エンジンカスタムの人気の秘密を考察してみた。

カブ系の横型エンジンは、ノーマルでも49cc、54cc、72cc、79cc、85ccなど様々な排気量が設定。純正パーツを流用して排気量を上げるなど、チューニングしやすい土壌が昔から培われていた。

エンジンカスタムの始まりは、1961年と言われる。その年、新道路交通法が施行され、原付1種の法定速度が30km/h、原付2種の法定速度が40km/h、また原付1種の二人乗りが禁止になった。

これに伴い、ボアを40mmから42mm(ストロークは39mmのまま)に広げてタンデムステップを追加した排気量54ccのC105とセル付のCD105がリリースされた。当時から49ccのC100に、C105用シリンダー&ピストンを流用して54ccにボアアップし、シリンダーを42mmまでボーリングしてスポーツカブC115(54cc)用の42mmハイコンプピストンを流用して圧縮比を上げるチューナーも存在したという。

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人気の秘密・その2

縦型エンジン用に比べ、横型エンジン用のチューニングパーツの数は、歴史の長さ、人気、横型エンジン搭載車種の多さなどが影響し、とにかく豊富。ユーザーはバラエティーに富んだ商品の中から選択が可能で、カスタムの面白さもどんどん広がっていった。

人気の秘密・その3

1966年にカブのエンジンがOHC化されて以来、2007年にカブがFI(フューエルインジェクション)化されるまで基本設計に変わりがなかった。従ってカスタム方法も多種多様で、情報も入手しやすい。

人気の秘密・その4

横型エンジン搭載マシンはモンキー、ゴリラ、カブ、ダックス、シャリィ等々、多岐に及ぶ。

また、エンジン自体が頑丈なため、カスタムベースとなる中古車のタマ数も多い。写真はカブトフェンダーを採用した、今でも人気の初期型シャリー。

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