薄い金属板が瞬時に切断できる工作機械・シャーリング

シャーリングはプレス加工する前の自動車のボディーなど、厚さ~6mm程度の薄い金属板を切断する時に用いられる油圧式の大型工作機械。ステー類などを製作する時に重宝するはず。多くはシャーリング加工を専門としている工場などで使用されています。

大型の金属板を切断する時に多用

シャーリングは、プレス加工する前の自動車のボディなど、比較的大型の鉄板を切断する時に使用する金属切断機です。カスタムカーのリア部分に装着するウイングの部品製作などにも使用されます。

機械自体の価格が非常に高額であり、しかも場所をとるため、個人レベルで所有している人はまずいません。多くはシャーリング加工を専門としている工場、または関係する金属加工の工場、大型のホームセンターなどで使用されています。

金属板を乗せる台。この台に金属板を乗せ、切断する寸法を設定。足下にあるスイッチを踏めば、あっという間に切断が完了します。

白い罫線部分を切断してみましょう

厚さ2.3mmのスチール板に青ニススプレーを塗布し、ケガキ針で罫線を引きました。台形に引いた罫線の箇所を切断してみます。

安全柵の部分に、対象物となるスチール板を設置。罫線の部分と陰になる部分に合致するよう、スチール板を固定します。

足下にあるスイッチを踏み込むと、包丁の親玉のような切断用の歯が下降。スチール板はいとも簡単に切断されます。

切断されたスチール板。切り口もまっすぐで、非常にキレイです。

今度は切断したスチール板の先端部分をカットしてみます。同じくケガキ針で罫線を引きます。

安全柵にスチール板をセットし、罫線と陰を合わせます。

複雑な形状の切断にはレーザーを使用

先端もきれいにカットされました。シャーリングのポイントは、切り口がきれいな上に作業が早いこと。比較的大きなサイズの切断作業には向いていますが、基本的に小さなサイズの切断には不向きです。

なお、シャーリングは直線のみ切断可能。複雑な形状の切断作業には一般にレーザーやコンターマシンが用いられます。

※ご注意…工作機械を使った作業には危険が伴います。初心者は熟練者の指導の下、正しく、慎重に作業して下さい。なお、パーツの加工、その他の作業の際に発生したパーツや工作機械の破損、ご自身の怪我に対する責任は当サイトでは負いかねます。あくまでも自己責任で作業して下さい。

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