モンキー・エイプ、ステアリングステム選びのポイントはココ




ステアリングステム、略して「ステム」はフレームのネック部に接続し、フロントフォークやハンドルなどを固定するためのパーツ。モンキー用のステムは、それぞれ異なった「フォークピッチ」や「オフセット量」に設定されているのが特徴。装着したいホイール幅やタイヤ幅、ホイールのインチ径などによってセレクトしよう。

ステアリングステムとは?

ステアリングステム(以下ステム)のキットは、フレームのネック部に貫通させて固定する「三つ又」、左右のフロントフォーク上部を固定し、ハンドルを接続する「トップブリッジ」で構成。一般に、この2つの総称をステムと呼ぶ。社外ステムの多くは、軽量なアルミ削り出し(一部、ジェラルミン削り出しもあり)。剛性力アップはもちろん、カスタム度も大幅にアップするのが大きなポイントだ。

左右のフォークの“橋渡し”となるトップブリッジ。コストよりも質感を重視した社外品は、存在感も二重丸。ハンドル周りのクオリティーを、一気に引き上げてくれる。モンキー用の場合は、ノーマルフロントフォークに組み合わせるタイプの「バーハンドル装着用」などもラインナップされている。

フレームのネック部分に接続する三つ又。トップブリッジと合わせ、ステムキットとして発売されている。社外品の多くは、トップブリッジ同様、高級感溢れるアルミ削り出し。

ステムキット購入の際には<1>フォークピッチ<2>オフセット量<3>フォーク径のサイズを要チェック!

<1> フォークピッチは173mmと199mmが主流

フォークピッチとは、左右のフロントフォークの距離のこと(mmで表示)。モンキー用の場合は173mm199mmが主流。

173mm…NSR50用やXR50/100モタード用のホイール&ブレーキが、そのままスッポリ流用できるタイプ。モンキー用ノーマルハブ(ドラム式)を装着する場合は、ハブの削り加工などが必要。

199mm…幅の広い199mmは、モンキー用ノーマルハブ(ドラム式)が無加工で装着可能。また、173mmでは装着不可能な極太ホイールや極太タイヤが履ける。8インチ用大径ディスクが装着できるなどの特徴もある。

→ ドラムブレーキのまま、Fフォーク交換したい!

→ ホイールに装着する“ハブ”とは?

→ ハブもいろいろ。その違いを検証

<2> オフセット量はノーマルと同寸の40mmとロングタイプの55mmが主流

オフセット量とは、三つ又中央にあるステムシャフトとフロントフォーク取り付け位置の距離を示す。

モンキーの場合、オフセット量を増やす(フロントフォークを前方に移設)ことで、ブレーキング時などフロントフォークが沈んだ折のシリンダーヘッドとフロントタイヤの接触を回避してくれる。

モンキー用の場合、オフセット量はノーマルと同寸の40mmと、ロングタイプの55mmが主流。なお、40mmは10インチホイール装着車に、55mmはNSR50用12インチホイール&ハイグリップタイヤ装着車など、大径の12インチカスタムに採用するのが基本。

→ フロントフォーク交換時の注意点

ステム交換時には専用工具を使用

ステム交換の一コマ。写真はノーマルエイプ用ステムのトップスレッドを取り外しているところ。ステムシャフトを固定しているトップスレッドの取り付け・取り外しは、このように専用工具を使用するのがベスト。

【フロントフォークの関連ページ STEP 1】

→ フロントフォークの交換術

→ 純正フロントフォークの流用術

【フロントフォークの関連ページ STEP 2】

→ ドラムブレーキのまま、Fフォーク交換したい!

→ ホイールに装着する“ハブ”とは?

→ ハブもいろいろ。その違いを検証

 


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