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北米カブ用の貴重な純正パーツたち – 懐かしのパーツ

アメリカでは1960年代前半より、すでに人気となっていたカブ。ノーマルでは満足できないユーザーのために、当時から多くのオプションパーツがリリースされていた。ここでは1960年代にアメリカで発売されていた、ホンダ純正のコンバートキット装着車をご覧ください。

■取材協力:ホンダコレクションホール

スチューデントキット装着車(C100)

「スチューデントキット(STUDENT)」というカスタムパーツを組み込んだ北米仕様のC100。このパーツは軽快さとシンプルさを追求したデザインに設定。カブラと同様のデザインのレッグカバー、専用のエンジンカバー、ノーマルとは形状の異なる小物入れ付きのサイドカバーで構成。1970年まで車両とともに発売された。

●C100のSPEC 

エンジン:空冷4スト単気筒OHV49cc/最大出力:4.3ps/9500rpm/最大トルク:0.33kgm/8000rpm/ミッション:自動遠心式3速リターン/重量:55kg 

 

ロードスターキット装着車(C102)

北米向けのスーパーカブC100、C102向けにリリースされた「ロードスターキット(ROADSTER)」組み込み車。このキットは1967年に登場したスポーツモデル・SS50をイメージしたガソリンタンクとシート、専用サイドカバー、バーハンドル、フロントフェンダーなどで構成。1970年まで車両とともに発売された。

●C102のSPEC 

エンジン:空冷4スト単気筒OHV49cc/最大出力:4.3ps/9500rpm/最大トルク:0.33kgm/8000rpm/ミッション:自動遠心式3速リターン/重量:55kg

 

ラリーキット装着車(C102)

「ラリーキット(RALLY)」はレーシングフラッグ&ウイングマーク付きのロング型ガソリンタンク、SS50風のレーシングタイプシート、専用サイドカバー、バーハンドル、フロントフェンダーなどで構成。1970年まで車両とともに発売された。

●C102のSPEC 

エンジン:空冷4スト単気筒OHV49cc/最大出力:4.3ps/9500rpm/最大トルク:0.33kgm/8000rpm/ミッション:自動遠心式3速リターン/重量:55kg

 

ボスキット装着車(C100)

「ボスキット(BOSS)」は当時流行したストリートスクランブラーのイメージを狙い、CA105TまたはCT90用のアップマフラー、バーハンドル、フロントフェンダーなどで構成。1970年まで車両とともに発売された。

●C100のSPEC 

エンジン:空冷4スト単気筒OHV49cc/最大出力:4.3ps/9500rpm/最大トルク:0.33kgm/8000rpm/ミッション:自動遠心式3速リターン/重量:55kg

 

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