モンキー・ゴリラにNSR用φ30フロントフォークや社外のフロントフォークを取り付けた場合、ヘッドライトステーが必要になります。今回はサビが目立つヘッドライト取り付けステー(汎用)から、新しいステーに交換してみます。
取り付けるのは、NSR用などφ30フォークに適応するカスタム度の高いアルミ削り出しタイプ。これまで使っていたステーとはデザインが大きく異なる、肉抜き処理された軽快なフォルムがポイントです。
NSR用φ30フォークにメッキ処理されたスチール製のヘッドライトステー(汎用)を組み合わせ。ここ数カ月で一気に錆が広がりました。メッキ処理されたスチール製パーツは絶対に錆びさせないこと。これが鉄則です。
モンキー・ゴリラのヘッドライトステーを交換してみましょう!
モンキー・ゴリラのヘッドライトステーを交換するにはハンドル周りを取り外す必要あり。まずはハンドルとハンドルポストを取り外します。
次にトップブリッジの中央部分にあるセンターのナットを取り外します。
六角レンチを使い、NSR用φ30フロントフォークを固定しているトップブリッジの六角ボルトを緩めます。六角ボルトを緩めると、トップブリッジがスッポリと外れます。
ヘッドライトステーに取り付けられているヘッドライト、ウインカー、オイルクーラーを取り外します。
ヘッドライトステーがフリーになったら、ヘッドライトステーを固定しているボルトを緩め、ヘッドライトステー本体を取り外します。装着していたステーは繁用のもの。φ30用でないため、ステーの内側に径を調整するためのラバーを巻いているのが特徴です。
モンキー・ゴリラのヘッドライトステーを取り付け
今回はGクラフト製の「ライトステー」を装着してみます。このパーツは173mmピッチのステムキットにモンキー・ゴリラ用の純正ヘッドライト(取り付け幅155mm)を取り付けるための専用ステー。NSR用などのφ30フロントフォークに対応します。アルミ削り出しの左右ステー、フォーククランプ、ウインカーステー、キャップボルトが1セットです。
肉抜きされた2個のアルミ削り出しのヘッドライトステーをNSR用φ30フロントフォークにセットし、2本のヘキサゴンを使って仮止めします。
今回は社外ウインカーを装着するため使用しませんでしたが、このヘッドライトステーは付属のL字型アルミステーを使えばノーマルのウインカーも装着可能です。
ヘッドライトステー&ヘッドライト周りの取り付け完了。ノーマルのヘッドライト用として設計されているため、サイズもバランスも良好。クオリティーの高いアルミ削り出しのステーはもちろん、2個のクランプとステーをボルトで接続する3ピース構造を採用している点もGOODです。173mmステム&φ30フロントフォーク愛用者は要チェックですね。