ウインカーの交換は4ミニカスタムはもちろん、バイクカスタムの登竜門。ミニタイプやロケットタイプ、クリアレンズ、スモークレンズ等々、好みに合わせて選択可能です。今回はモンキー・ゴリラのリアウインカーを、ノーマルから社外のロケットタイプに変更してみます。
モンキー・ゴリラのノーマルウインカー
テールランプをノーマルから社外製に交換した途端、ノーマルウインカーのままのテール周りに物足りなさを感じてしまいました(写真上)。
ちなみにフロントはロケットタイプのウインカーに交換済み(写真下)。そこで今回、フロントと同じウインカーにチェンジすることにしました。
モンキー・ゴリラのウインカーを交換してみましょう!
モンキー・ゴリラのノーマルのウインカーを取り外します。まずはボディ側に接続されているギボシ端子を引き抜きます。次にノーマルのウインカーを取り外します。モンキー・ゴリラのノーマルのウインカーはボルト1本で固定されています。このボルトをボックスレンチ等の工具を使って緩めると、モンキー・ゴリラのノーマルウインカーは簡単に取り外せます。
社外のモンキー・ゴリラ用テールランプにノーマルのウインカーを装着するため、現況は取り付けステー(DIYで購入した汎用)を使用中。まずはこの取り付けステーを取り外します。今回は指で指している箇所に、社外のウインカーを取り付けます。
今回装着するウインカー
モンキー・ゴリラなど、ミニバイクに最適なロケットタイプのウインカー(キジマ製)。レンズはスタンダードなオレンジ。今回装着するウインカーとノーマルウインカーは形状の他、取り付け方法が異なるのが特徴です。
写真を見ても分かる通り、モンキー・ゴリラのノーマルウインカーは「縦方向」にボルト止めする方式。一方、今回装着するウインカーは「横方向」にナット止めする方式です。
取り付け前にココをチェック!
プラスネジを緩めてウインカーレンズを取り外し、中に設置された電球をチェック。「電球の切れの有無」「ボルト数(今回装着する車両は12V)」を確認します。6Vモンキー・ゴリラには6V電球を使用しましょう。
■覚えておきたいバイク用電球の基礎知識■「シングル球」と「ダブル球」
シングル球
シングル球とはフィラメント(ガラスの中にある光る箇所)が一本のシンプルな構造の電球。ノーマルウインカーや今回交換するウインカーはこのタイプ。一般的に配線数はON/OFF用(点滅用)とアース用の2本。
ダブル球
ダブル球とはガラスの中にフィラメントを二本採用した電球。ひとつの電球に、走行時用とブレーキ使用時用(走行時用よりも3倍の明るさが必要)のフィラメントを導入したタイプです。一般的に配線数は走行時用、ブレーキのON/OFF用、アース用の3本。ハイビームとロービームのあるヘッドライト、ポジションランプを導入したウインカーもダブル球です。
メインハーネスにつながるモンキー・ゴリラのリアウインカーのON/OFF配線。写真左が左ウインカー用、写真右が右ウインカー用です。
作業には電工ペンチを使用
電工ペンチで社外ウインカーの配線を切断し、ギボシ端子(オス)を圧着します。
ウインカーのボルト部分を取り付けステーに挿入し、ナットで固定します。
ウインカーの点滅を確認したら、タイラップで配線をまとめます。
モンキー・ゴリラのウインカー交換作業は完了。モンキー・ゴリラ用ウインカーは種類も多く、お手軽にドレスアップが楽しめるのがポイント。まずは気軽に挑戦してみてはいかがですか?