モンキー・カブ、自動遠心式クラッチをマニュアル式に




スーパーカブや6Vモンキー、KSR110などに採用されているクラッチ操作のいらない自動遠心式クラッチ。実用性に優れてはいるものの、スポーツ性はイマイチ。市販のキットを使えば、お手頃価格でマニュアル式に即チェンジできる。

→ スーパーカブ

KSR110のクラッチをマニュアル式にチェンジ

KSR110のミッションは、N→1速→2速→3速→4速へとシフトする独特のボトムニュートラル式リターンを採用。クラッチは左手の操作を省いた自動遠心式としている。

この自動遠心式4速ミッションを、マニュアル式4速ミッションに変更するキットもリリース。スポーティーな外観同様、キレのある走りを実現してくれる。

→ 4ミニモタードマシン、KSR110

SP武川からリリースされているハイドロクラッチコンバージョンキット。KSR110の自動遠心式クラッチの部品を流用しながら、手軽にマニュアル化が実現する。シフト操作が軽くなるのも大きなポイント。なお、同社製の4速クロスミッションキットを使えば、現行のノーマルモンキーと同じ1ダウン3アップリターン式に、6速クロスミッションキットを使えばスポーティーな1ダウン5アップリターン式に変更可能。

自動遠心式の6Vモンキーもマニュアル化が可能

1985年以前に製造された6Vモンキーは、自動遠心式クラッチの3速ミッションを採用(一部を除く)。市販のキットを使えば、手軽にマニュアル化へと移行可能。

→ 自動遠心式採用の6Vモンキー

SP武川からリリースされているモンキー用のフリクションディスク3枚タイプマニュアルクラッチキット。強化クラッチとしての役割も備えているため、ライトボアアップ車にもおすすめ。別途、同社製のクラッチレバー&クラッチケーブルセットが必要。

スーパーカブだってマニュアル式に変更OK

自動遠心式クラッチといえばスーパーカブ。専用キットを使えば、スーパーカブもマニュアル式に変更可能(車両の年式によっては取り付け不可な場合あり)。

さらにスポーティーな仕様に仕上げたいのなら、モンキー用の高性能エンジンキットや2次側クラッチキット、多速ミッションを組み込んでみるのもおすすめ。外観は大人しく、エンジンはスパルタンな「羊の皮をかぶった狼」仕様に仕上げることもできる。

→ 自動遠心式採用のスーパーカブ

SP武川からリリースされているカブ用のフリクションディスク3枚タイプマニュアルクラッチ変換キット(年式によっては取り付け不可)。強化クラッチとしての役割も備えているため、ライトボアアップ車にも最適。別途、同社製のクラッチレバー/ホルダー、クラッチケーブル等が必要。

マニュアル式クラッチから自動遠心式クラッチに変更するには?

4ミニカスタムの世界でも稀に見かけるのが、マニュアル式から自動遠心式に変更している車両。

「なぜわざわざ自動遠心式に?」と思うだろうが、その理由の多くは「便利だし運転がラクだから」という意見。

極端な例だが、仮に124ccまで排気量を上げたエンジンでも、低中回転のみを使用したスローモーな運転なら自動遠心式クラッチでも十分対応してくれる(ただし、クラッチの枚数を増やした強化型にする必要はあるだろう)。

モンキーを例に、彼らの変更方法をいくつかご紹介しよう。

<1> スーパーカブ、リトルカブ、一部の6Vモンキー、12Vシャリィなど、自動遠心式クラッチ採用車のクラッチ本体、シフトフォーク、クラッチカバーを流用する。

<2> マニュアル式6Vモンキーの場合、自動遠心式6Vモンキーのエンジンをそっくり載せ換える。

<3> 12Vモンキーの場合、12Vカブや12Vシャリィのエンジンをそっくり載せ換える。

などの方法がある。カスタムの予算は中古or新品パーツを使うか、また載せ換えるエンジンの程度によって大きく前後する。

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→ モンキーに採用の1次側クラッチ
→ これがエイプに採用の2次側クラッチ

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→ レースの観点から見た湿式&乾式クラッチ

【合わせて読みたいクラッチの関連ページ・上級編】
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