マフラーの出口となるサイレンサーエンドの形状は、各マフラーによって異なるのが特徴。レーシーなスパルタン仕様もあれば、ビジュアル重視のオシャレなタイプもある。モンキーやエイプのマフラーを例に、それぞれの特徴を見てみよう。
カールエンド
排気ガスの流速を高める効果あり
サイレンサーエンドの外側を丸くカール。これにより排気ガスの流速を向上させる効果が期待できる。エッジのない滑らかな仕上がりでカスタム度も満点。ストリート用からレース用まで幅広く採用されている。
スラッシュカット
攻撃的でシャープなイメージ
サイレンサーエンドをストレートではなく、斜めにカット。アグレッシブなイメージを抱かせるタイプ。四輪のチューニングマシンを彷彿させる大口径のカスタム指向型、ロードレース型、ドラッグ仕様型など採用されるマフラーのタイプは様々。
スーパートラップ
サウンド調整が可能
エンド部分に設置されたディスクプレートの枚数を増減するだけで、自由に音量が変更できるタイプ。「パラパラパラパラ」という個性的な4ストサウンドを奏でてくれるのが特徴。4MINIでは太足系やトラッカー系など、ストリートカスタム用アイテムとしての使用が一般的。
テーパーエンド
モタード風の形状
スーパーモタード系マフラーによく用いられているタイプ。エンド部分に向かい、テーパー状に絞られているのが特徴。4ミニ用としてはXR50/100モタード用の右出しアップ型マフラーを中心に、このタイプが取り入れられている。
メガホン
落ち着きのあるレトロなイメージ
エキパイとサイレンサーが一体となった、メガホンのようなカタチをしたマフラー。60-70年代のメーカー純正マフラーを思わせるレトロなフォルムが特徴。カブカスタムやダックス・シャリィカスタムに用いられる場合が多い。
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