ハブはディスクローターやホイールを固定するためのパーツ。ノーマルのドラムブレーキからディスクブレーキにバージョンアップする際にも必要となる、足周りの重要アイテムだ。モンキーやエイプなどの4ミニ用ハブは各社からラインナップされている。
ホイールやディスクローターの組み合わせに要注意
摩訶不思議なカタチをした金属の塊、ハブ。アルミ削り出しやアルミ鋳造をメインに、各社から様々なタイプがリリースされている。
ハブ選びの注意点は、ディスクローター(ディスク板)、ステムシャフト、ホイールなど、組み合わせのパーツが限定されること。この組み合わせを間違えると、各パーツがボルトオンで装着できない、ホイールセンターが出ない等のトラブルを招いてしまう。
購入する前に、組み合わせ可能な関連パーツを、よく調べておこう。なお、写真は12インチアルミホイールにフロント用ハブを取り付けたところ。
ディスクブレーキ用ハブには、円盤状のディスクローターが接続される。ちなみに12インチ以下の小径ホイールの場合、クリアランスの関係上、ディスクローター取り付けボルトの締め付けは、一番最後になる場合が多い。
ハブの両端にディスクローターが装着できる、豪華なモンキー用のダブルディスク用ハブ。ビッグバイクを彷彿させる、豪華なフロント周りに仕上がるのが特徴。
こちらはリヤホイールに取り付ける、リヤ用のディスクブレーキ用ハブ。写真のタイプは、リヤのドリブンスプロケットの衝撃を緩和し、チェーンの伸びやスプロケットの痛みを抑制してくれるラバーダンパー内臓モデル。
ディスク用ハブを使ってディスクブレーキ化したモンキーのリヤ周り。メカニカルな雰囲気に仕上がっている
丹念に肉抜きされた軽量型のダイキャスト製ハブ。フリクションロスの低減はもちろん、足下の高級感も大幅にアップする。
ハブ一体型ホイールのメリットとは?
鋳造ホイールや鍛造ホイールは、ハブを一体型にしたホイールが多数。このため、ホイール+ハブの総重量が、ハブ別体型よりも軽くなる場合が多い。各社から様々なタイプがリリースされているので、軽量化にこだわるディスクブレーキ派のユーザーは要チェック。
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