アルミ製パーツをアルマイト処理でドレスアップ

アルミ製パーツに多用されるカラフルなアルマイト仕上げ。メッキとの違い、特徴等々、アルマイトに関するポイントを挙げてみよう。

アルマイトの特徴

アルマイトとは硫酸に電気を流して表面を酸化させ、薄い皮膜を生成させるアルミに適した化学的加工方法。バイク用パーツ、鍋、薬缶、アルミサッシ、電気部品の基盤など様々なアルミ製品に採用されている。

アルマイトのポイントは下記の通り。

①腐食に強くなる

②カラーアルマイト処理などで外観が美しく仕上がる

③表面を傷から守る

④メッキに比べてはがれにくい

⑤強度がアップする

⑥パーツの大きさによって異なるが、一般にメッキよりも加工賃が安い

⑦電気を通さない

アルマイトは「薄さ」がポイント

メッキや塗装と違い、アルマイトは数~数十ミクロンという極めて薄い膜。そのため膜が凹凸に乗る=フライス盤による削り跡などが消えるという現象が起きないのが特徴だ。細かな傷のあるアルミにアルマイト加工する場合は注意したい。

アルマイトは、お手入れも簡単

写真はブレンボ製キャリパーをブルーにアルマイト加工するなど、各所にアルマイトパーツを投入したカスタム。アルマイトの洗浄はケミカル剤等を使わず、真水を使うことが基本。洗浄後に市販のコーティング剤を塗布してやれば美しさは長続きする。

なお、アルマイトの大敵は紫外線。保管状況にもよるが、直射日光に照らされたパーツはほぼ間違いなく数年で色がくすんでくる。ただし、くすんでしまったアルマイトパーツは剥離処理して再度アルマイト処理すれば、元通りの美しい輝きに復活する。

様々なカラーが揃っているアルマイト。ドレスアップ性も極めて高いため、マフラーカバー、ディスクキャリパー、ホースの接続部等々、様々パーツに活用されている。

アルマイト加工の方法

専用枠にアルマイト処理するパーツを固定。

アルマイトされたパーツを剥離剤に浸け、表面のアルマイトを除去しているところ。色がくすんでしまったアルマイトパーツに再度アルマイト加工する場合、またカラーを変更する場合はまずこの作業を行う。

洗浄後、硫酸の槽に浸けて電気を流す。

アルマイト専用の塗料の入った槽に浸けて、好みのカラーに色付け。浸ける時間によって色の濃淡が違ってくるのがポイント。

シャンパンゴールドに染まったアルミパーツ。薄い場合は再度、塗料入りの槽に浸ける。

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