モンキー、社外ミッションとクラッチとの密接な関係

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モンキーのミッションを1次側クラッチから2次側クラッチに変更する時には、ミッションのメインシャフトを交換するか、ロング型に変更する必要がある。メインシャフトの長さと溝の関係について探ってみよう。

1次側クラッチ(左)と2次側クラッチ(右)

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1次側クラッチ装着車

ミッションのメインシャフトが短い1次側クラッチ

クラッチがクランクシャフトに接続される1次側クラッチは、2次側よりもミッションのメインシャフトが短いのが特徴。

→ モンキーの1次側クラッチ
→ エイプの2次側クラッチ

2次側クラッチ装着車

2次側クラッチの取り付けにはロング型シャフトを使用

クラッチ本体がミッションのメインシャフトに接続される2次側クラッチは、1次側よりもメインシャフトが長くなければ装着できない。つまり、メインシャフトを交換する必要がある。

そこで登場するのが、社外のストリートミッションキットやクロスミッションキット。これらのモデルには、基本的に2次側クラッチの装着を想定したロング型のメインシャフトが付属。

ただし注意点がひとつ。クラッチやミッションによっては組み合わせ不可の場合もあるので要注意。各商品には適合するモデルが提示されているので、購入前によく確認することが大切。

ミッションのメインシャフトに取り付けられた2次側クラッチ本体。写真は特殊工具のサークリッププライヤーを使い、メインシャフトの溝にはまっているミッション固定用のサークリップを取り外したところ。

→ クラッチの分解・組み付け

社外ミッションに1次側クラッチを組み合わせた例

1次側&2次側クラッチ、両方の取り付けが可能

社外ミッションキットに付属のメインシャフトは、一般的に2次側クラッチと1次側クラッチの両方が使用できるように設計されている。

確認する方法は、メインシャフトの先端部分。どちらも使えるモデルは、メインシャフトの先端付近にサークリップ取り付け用の溝が2箇所設けられている。

「5速ミッションを組み込んで2次側クラッチにしたけれど、高回転は使用しない街乗り巡航がメイン。だから1次側クラッチに戻したい」という場合も、腰下の分解作業なしでクラッチの交換ができる。

1次側クラッチも2次側クラッチも使用できるミッションのメインシャフト先端部分。サークリップ固定用の溝が2箇所刻まれている。先端に近いほうが2次側クラッチ固定用のサークリップ取り付け溝、遠いほうが1次側クラッチ用プライマリードリブンギヤ取り付け用のサークリップ取り付け溝。

ノーマルメインシャフト用の2次側クラッチ

クランクケースの分解なしで2次側クラッチの取り付けOK

ミッションのメインシャフトを交換するには、基本的にクランクケースを分解する必要がある。しかしこのタイプは、クリップ形式になったメインシャフトアダプターを継ぎ足し、2次側クラッチを固定。腰下を割ることなく、しかもミッションを交換することなく、2次側クラッチに移行できるよう設計されている。

写真は継ぎ足し用のメインシャフトクリップ(赤枠)を採用したSP武川製クラッチ。ノーマルのメインシャフトに対応する便利なキットだ。

【ミッションの関連ページ 中級編】

→ ミッションのしくみと構造

→ “クロスミッション”を追求!

【ミッションの関連ページ 上級編】

→ ミッションの分解・組み付け

→ 組み付け時のシフトチェンジ確認

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